本テーマ:Fostering Sustainability

現在、世界的にもホットなトピック ”Sustainability”。

グローバル化が進み、国境を超えた資源や人々の移動、文化や流行が広がる中、"Sustainability”というトピックの重要性は増してきています。利用可能な資源には限りがあり、それらの公正な分配や持続可能な開発が求められています。一方、それは環境的・技術的な側面にはとどまりません。人々の移動に伴う文化の軋轢、都市化と人口過疎、伝統文化の継承危機などグローバル化に伴う課題は多数存在し、文化・経済など様々な側面から見た持続可能な社会の在り方を考える必要があります。実際に両国を訪れることで両国の現状と課題を学び、若者たちの柔軟で創造的な思考をすり合わせることで持続可能な社会の在り方を模索していきます。

IDFC2020のコンテンツ

Self-branding  &   Team building

自己分析・チームビルディングを通して、多様性の理解と他者との協働を図り、自己能力の認知と向上を目指します。具体的には、自己/他者理解を目的としたワークショップの実施や、チームメンバー同士のフィードバックを通して、隠れた自分のポテンシャルを発見し、向上を目的としています。

Social Issue

ローカルの現状を実際に赴くことで把握し、各分科会テーマ課題の具体的な解決策まで落とし込み、発信することを目的としています。分科会はソーシャルアントレプレナーシップ、ツーリズム、伝統とグローバル化の3つ(詳細は下記。)これらの分科会を元に、参加者はサイトビジットや、講演会聴講、ディスカッションを行い、成果として社会に対しアウトプットを発信します。

Cross-Cultural Understanding

異文化を様々な角度から知り、それを自分の中に吸収し抽象化することによって広い視野をもつことを目的としています。それを実現するために、現地の方に対してインタビューを行い、そこで得た知見をチームメンバーと分析し、アウトプットすることを目指します。


ー参加者が自らの興味・分野に沿って選ぶ

 3つの分科会

 

日本ミャンマー学生会議において最もハードであり、

それと同時に最も自分の力を発揮できる場所ーそれが各分科会におけるディスカッションです。

 

IDFCのこれまでの6年間にて、日本とミャンマーの生徒がキャンプの中でお互いの価値観をぶつけ合う光景はIDFCにおいて毎年の風物詩の一つです。

参加者はそれぞれ一つの分科会に入り、同グループの生徒と事前に集めた情報をもとに意見を交わします。

 

IDFCでは「インプット」と「アウトプット」の両立を社会問題を考える上で重要なポイントと考えています。

各分科会ではテーマに合わせた企業や団体、自治体等へのサイトビジットにて課題に対して多方面から「インプット」

IDFC最終の締めくくりとなるシンポジウムでは、学生やメディアに向け学びを共有する「アウトプット」

 

キャンプ開催中は非常にタフな日程になると思われます。

しかしIDFC2020が、参加者の皆さんにとってこれからの学生生活およびにキャリア選択における

Life Changing Experience

となることを実行委員一同心より願っています。

 

~3つの分科会(サブテーマ)~

Social Entrepreneurship

起業コンセプトソーシャルビジネスについて特に焦点を当てビジネスを通じてどう社会を変革できるのか日緬の起業への文化の差を比較しながら検討します。社会が直面する様々な課題から一つを選び、企業や個々人がどのようにして解決していくべきか議論をします。

Tourism

日本では観光業の進展による功罪、ミャンマーでは観光業の現状に目を向け、日緬の観光地が抱える問題を追求します。本年度のテーマに沿わせ、観光業を用いた持続的な発展について観光客と地域共同体双方の目線から考えます。

Tradition & Globalization

このグループでは新しいテクノロジーや流行を取り入れて復興を図る伝統世界で再評価された伝統について注目します。グローバル化の中で日緬の伝統文化にどのようにして価値を発見し、持続させていくのか。「グローバル化」について伝統産業の切り口から考えます。